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大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

高等教育関連の話題が中心。最近は補助金やIR、SDの話題が中心です

IRと大学職員⑪IRの定義のみに固執してはいけない

大学がIR室を立ち上げた。自分がそのIR室の業務を任じられました。では何をしたらいいのだろうと思い、IRの本や文献を見ると色々な定義が出てくる。 例えば「『意思決定支援』とか『データを報告する業務』とか、色々あるけど、自学ではどうしたらいい…

IRと大学職員⑩IRと現場のズレの一考察

IRを行っていく(データを収集し、分析し、報告する)上で、自分も含め、他の方々からの話や聞こえてくる意見には、次の様なものがありました。 ①IRが行った分析はまったく的外れである。 ②IRの分析は、ずれている(自分が行った分析はどうやらずれが…

IRと大学職員⑨その大学のIRは何を目指すのか

IRに関する研究会に参加していると、どのようにIRを活用するかといった議論がよく出てきます。本ブログではこの点について、IR担当者と大学執行部では活用の捉え方は違う事や、IRを活用するのではなく、データや情報をどう活用するかと検討する必要…

IRと大学職員⑧レポート・報告書におけるチェックリスト

今回のテーマは、IR担当者が行う分析報告の報告書についてです。前回の報告における気をつけている事項について今回は少し報告書をテーマ掘り下げたいと思います。 (事例としてご覧下さい) as-daigaku23.hateblo.jp 今回はチェックリストとしていますが…

IRと大学職員⑦報告(レポーティング)における気をつけている事

IRの業務に限った話ではないですが、データ集計・分析等の報告をする上でいくつか気をつけている点があります。IRは、データ分析だけではなく、データの収集、データから情報への変換(データ集計・分析)、報告といった流れがあり、データ分析までがI…

大学の実力は何処で見るのか

H28.9月に、次の2冊が発売しました。 大学の実力2017 作者: 読売新聞教育ネットワーク事務局 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2016/09/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2017(平成29)年度用 大学の真の実力 情報公開BOOK (旺文社ム…

IRと大学職員⑥IRに関する会った人達との議論から

IR関係者(あえて担当者ではなく、関係者とします)と話をする機会が、それなりにはありまして、そこから疑問に思った事をいくつか書き出してみたいと思います。 ①「IRの(分析)事例を教えて欲しい」 以前にも書いたように思いますが、(分析)事例を聞…

IRと大学職員⑤模倣性・再現性と過程のアウトプット

(他大学の)IR室の職員と話をしていると、仕事が学内から認められて、様々なクエッションや分析依頼があるそうです。私立大学は専任であれ、併任であれ、IRに関する部署や委員会を立ち上げた所も多いかと思います。 そこでふと考えるのは、データに関す…

平成29年度私立大学収容定員増の傾向

平成28年6月28日に平成29年度からの私立大学等の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧が公表されました。 平成29年度からの私立大学等の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧:文部科学省 日本経済新聞にも次のように取り上げられています。 www.nikkei.co…

私論-IRを進める上で壁となりうるもの-

ここ数年、IRに関与している方々とお話する事が多く、IRという概念・用語が、補助金の要件となった事もあり、大学の(一部)関係者にはだいぶ普及してきたと感じています。 話をする中で、なかなかIRが進まないという話や現状をお聞きしますが、いくつ…

【コラム】調査における無回答という選択肢

今までに様々な学内調査を担当し、集計表や報告書を作成するさいに、アンケートには答えているけど、一部の質問は無回答というものがあります。個人の経験ですが、特に学生番号記述アンケートには多いのではないでしょうか。 (無回答の取り扱いは、無回答の…

大学のディプロマポリシーは独創性であるべきか~ポリシーの内容分析例~

「大学のディプロマポリシーは、全て独創性でなければいけないのか?」 ここ最近考えている事の一つとして上記があります。発端はある勉強会での企業の方が「大学のディプロマポリシーは全て同じに読み取れて個性がない」との発言です。 そもそも私立大学の…

中規模小規模大学にビッグデータはあるのか

このブログでは何回もIRを主題とした記事を出しており、職員・分析・ツール等について触れてきました。今回もIRを論じるうえで必要なデータについて考えてみます。 近年、様々な企業からIRシステムの売り込みが多いように思います。まあIRシステムですと学内…

大学IRに難しい分析は必要なのか?

某大学のIR室の若手職員のAさんと某大学の法人事務局の職員のBさんと話をしている際に、Bさんから「IRだと統計学は必要なんでしょ?重回帰分析とか」と言われた事があります。(重回帰分析が難しいかどうかはここでは議論しませんが、統計学を学んだ…

大学職員が使用するIR分析ソフトとは

ここ2~3年、様々なソリューションについて「IRに活用できます!」といった売り込みがダイレクトメール含め増えている気がします。(IR室は別にあるのですが、何故かIR担当者様のDMが私に来ることが多いのです…) さて以前、IR担当者に関していくつか書籍…

IR室の業務や役割・ミッションとは何だろう~大学内部外部から求められているもの一例~

中規模小規模の私立大学は、私立大学等改革総合支援事業を皮切りに、IR室を設置した大学は少なくないのではないでしょうか。私自身が勤める大学も同様の状況ですが、IR室のヴィジョンをどうするかは暗中模索の段階です。 さて、それでもどうにかしないといけ…

多面的・総合的に評価する入学者選抜の妥当性の検証について考える~IRと連携の必要性~

昨日、出勤したら机の上にBetween6-7月月号 2015 No.262が置いてあり、特集が「動き出す入試改革~”多面的評価”の第一歩でした。 内容については、WEBにも直にアップされるので紹介はしませんが大枠をつかみ、追手門学院をはじめとした事例も紹介されていま…

5月1日という基準

大学に関わらず学校関係者であれば少しでも関係した事があろう学校基本調査の依頼が、今頃は学内で依頼がされ始めているのではないでしょうか。 <参考 学校基本調査> 学校基本調査-調査の概要:文部科学省 学校基本調査の目的 学校に関する基本的事項を調…

IRと大学職員④まずはデータマネジメントから

先日、こんな本が発刊されました。 大学版IRの導入と活用の実際 作者: 佛淵孝夫 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2015/02/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 佐賀大学のIRの取組みは有名で、大学評価コンソーシアムの…

参加録 大学評価コンソーシアム「平成26年度IR実務担当者連絡会」

本日開催された大学評価コンソーシアム「平成26年度IR実務担当者連絡会」に参加してきました。大学や高等教育に関するシンポジウムでは、IRの発表があることはありますが、IRのみをテーマとした実務者向けのこのような会は私が知る限り、あまりないかと思い…

IRと大学職員②〜IRの定義から考える拒否反応〜

最近、IR担当者の方、それも私立大学の職員さんとお話をする機会が多いです。その中で共通するのは、IRを補助金の要件として設置はしたけれどどうしようという悩みがある事です。また職員としてどのようにIRに関わればいいのか?とも聞きます。アセスメント…

大学入試改革におけるIRの可能性について

このブログをご覧になっている人は、すでにご存知かと思いますが、センター試験廃止、そして大学入試改革の話がだいぶ進んでおります。(そして関連の答申が今月には出される見込みです) 大学教職員からすると、「センター試験廃止!もしかして当日業務とか…

アセスメントポリシーから変わる、言いっぱなしの大学から、評価をする大学へ

先日、平成26年11月14日(金曜日)に行われた大学教育部会(第31回)の資料が文部科学省のHPに公開されました。 大学教育部会(第31回) 配付資料:文部科学省 資料1の「職員の資質向上に関する論点」も非常に興味深く、大学職員のキャリアパスとして「学…

九州大学「大学IR人材育成カリキュラム」集中講習会に参加してきました

九州大学 大学IR人材育成カリキュラム 集中講習会に参加してきました。テーマは「学生の満足度、学習到達度をいかにとらえるかー教学ビッグデータ時代に向けてー」です。この講義は九州大学大学院共通教育科目として通年で行われているカリキュラムの圧縮版…

参加録 マネ研サロン「IRとは何か」

大学マネジメント研究会の「IRとは何か?戦略的大学経営とIRの効果的な実践」に参加してきました。 取り急ぎ簡単ですが記録として下記に載せます。 講師はポストセカンダリーアナリティクスの柳浦 猛氏です。 ⚪︎アメリカの大学の課題 高まる運営費、高騰する…

18歳人口の減少と地域~18歳人口を地域別に見てみる~

大学にとって、18歳人口の減少は死活問題であり、今後大学としてどのように対応し、機能分化や改革をして存続するのかといった課題に取り組まれていることと思います。 下記のURLは、皆さんがよく目にする事が多い、文科省から出ている18歳人口や大学入学者…

IRと大学職員~自らの経験とSDの観点から~

daigaku23は、業務の一つとして、各種調査の実施・分析・報告も担当しています。プロジェクト型で複数の先生方が担当し事務局として参画する場合もあれば、簡単なアンケートであれば自分で分析・執行部の会議に報告、教学データをアンケートデータとの関連を…