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大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

高等教育関連の話題が中心。最近は補助金やIR、SDの話題が中心です

大学ポートレート(私学版)から見る学修についての評価①~外部テストの活用~

文部科学省が進めている高大接続改革の議論の中に、英語の外部テストの導入・活用の話題がありました。入試において、TOEICやTOEFLのスコアを活用するとの事ですが、スーパーグローバルに選定された大学は検討していると、同業者から話を聞きます。 さて、今…

Evernote(エバーノート)を業務と勉強に活かす

以前、私のスマートフォンのアプリでよく使うものを紹介した事があります。 as-daigaku23.hateblo.jp 紹介は昨年4月でしたので、よく使用しているアプリは変わったのがありますが、変わらずに使い続けているのは「Evernote」ですね。 evernote.com もともと…

中規模小規模大学にビッグデータはあるのか

このブログでは何回もIRを主題とした記事を出しており、職員・分析・ツール等について触れてきました。今回もIRを論じるうえで必要なデータについて考えてみます。 近年、様々な企業からIRシステムの売り込みが多いように思います。まあIRシステムですと学内…

大学職員のスマートフォンを使った英語勉強の一例(初級者向け)

前職はともかく、大学職員になった際に国際系・外国語系大学でもないし、英語を使う事はなかろうと思っていました。しかし仕事の幅が広がるにつれて、英語が必要になる事が増えてきました。 英語は大学の1・2年次までしか勉強してこなかったので、今さら勉…

自分の仕事(業績)記録はしっかりつけよう

あけましておめでとうございます。また本ブログをご覧いただきありがとうございます。今年も週1ぐらいのペースで書き続けていく予定です。 さて精力的な大学職員ブロガーの@sanjyuumatsu が新年早々に紹介していた記事で次のようなものがありました。 「転…

大学ポートレートから見る私立大学のアセスメントポリシーの理解

最近の大学教育部会では、3つのポリシーがよく議題に上がっていますが、今回は以前少し紹介したアセスメントポリシーの話です。 さて大学ポートレートが公開されて、だいぶ日がたちました。大学ポートレートには、3つのポリシーや様々な数字や教育の取り組…

大学規模に応じたハイブリッドな専門的職員は必要か

最近の文部科学省の大学教育部会では、3つのポリシーや教育の質保証についての議題があがっておりますが、今年度前期頃には専門的大学職員が議題に出されておりました。 よく考えたら、「専門的」とは何なのでしょう。例えば「専門」「的」に分解してみると…

大学職員と大学設置基準③~学際系の教員数の計算について~

大学職員が押さえて(理解して)おくべきものとして、「大学設置基準」が挙げられるかと思います。その中で、分かりにくいものとして、この規模の領域の学部学科で、何人の教員がいるのだろう?という事ではないでしょうか。 関連するところは次ですね ※参考…

大学IRに難しい分析は必要なのか?

某大学のIR室の若手職員のAさんと某大学の法人事務局の職員のBさんと話をしている際に、Bさんから「IRだと統計学は必要なんでしょ?重回帰分析とか」と言われた事があります。(重回帰分析が難しいかどうかはここでは議論しませんが、統計学を学んだ…

小中規模大学にカリキュラム・コーディネーターは必要か

以前の記事で履修モデルと履修体系(系統)図の違いについて整理したことがあり、そこで、「履修モデルを作る際は、カリキュラムコーディネーターが必要になるかもしれません」と述べました。 as-daigaku23.hateblo.jp 今回はそんな「カリキュラム・コーディ…

H27私立大学等改革総合支援事業タイプ1 選定結果を見て気になる6点

11月18日に平成27年度私立大学等改革総合支援事業の採択結果が公表されました。 私立大学等改革総合支援事業:文部科学省 今まで本ブログでは私立大学等改革総合支援事業について、様々な視点からの記事がありますが、今回はタイプ1(教育の質的転換)の結…

コラム「○○型IRという枷」

先日のあるIR担当の勉強会で、知り合いのIR担当者が学内の各部署から分析依頼が持ち込まれるようになったと言っておりました。その大学のIR室は設置して1年ちょっとでしたので、その方のたゆまない努力が実になってきたかと思います。 さて、私学にと…

コラム「情報発信する事は偉い事ではない」

私はブログを始めた理由はツイッターではできないアウトプットをしていきたいという思いから始まり、いつの間にか1年半が経っておりますが、今朝の大学職員ブロガーの方がこんな記事を拝見しました。 shinnji28.hatenablog.com 松宮さんが様々な葛藤があり…

学修成果における取り組みとは?~認証評価結果から~

前回、「評価」や「アセスメント」の概観についての記事でしたが、実際は各大学でどのような学修成果における取り組みをしているのでしょうか? 今回は大学基準協会の認証評価を平成26年度に受けた大学の大学(認証)評価結果の書類をもとに事例を調べてみま…

職員としての押さえておきたい基本知識~評価~

平成27年10月16日(金曜日)に開催された大学教育部会の資料が文部科学省のホームページで公表されています。 大学教育部会(第38回) 配付資料:文部科学省 既に目を通した人も多いでしょうが、9月4日に行われた大学教育部会の審議の主な意見として①3つの…

コラム『SDを議論する時は、学校法人か大学かを整理してから』

先日ツイッターでこんな事をつぶやきました。 本学でSDをやれと言われて考えた場合は、まず視点を所属部署→キャンパス→大学全体へとする事が最初の着地点だろう。そして次は、未来と過去へと時間軸からも視点を向けられるようにしていく。 — 大学職員その2…

教員の1週間の勤務は出講日何日?

大学職員は、週5~6日の勤務がほとんどで土曜日勤務のあるなしで夏や冬休みの日数の増減が違う事が多いようです。 さて仕事中に各先生の時間割表を見ていると、「他大学では週何日の出講日を求めているのだろう」と気になります。大学の認証評価の書類等見れ…

教員の人事(計画)をどのように考えるか~経営的視点から~

大学において、置かなければならない最低限の教員数というのは大学設置基準によって定められています。教員数は学部の種類や学生数、学部に同系統の学科が2以上あるかないかなどを踏まえた簡易な計算が必要で、以前計算方法については紹介した事があります…

コラム 大学教育改革はいくらかかるのか~私立大学等改革総合支援事業タイプ1「大学教育の質向上」を試算~

昨年度は10月中旬に発表された私立大学等改革総合支援事業の選定結果ですが、今年度もそろそろ出る時期かと思われます。 この事業に選定されることによって、私立大学は一般補助の「教員経費」や「学生経費」の一定割合の加算や、特別補助の増額があります。…

高大接続システム会議改革「中間まとめ」を受けて、確認・検討すべき事

1ヶ月ほど前に、高大接続システム改革会議において、本会議の中間まとめが出されました。 高大接続システム改革会議「中間まとめ」の公表について:文部科学省 これらの議論には、「高等学校基礎学力テスト(仮称)」や「大学入学希望者学力評価テスト(仮…

入学定員に係る私立大学職員として理解しておくこと

(今回の内容は私立大学を対象としております。) 言うまでもない事ですが、大学には「定員」があります。「定員」という意は、規則等に定められた人数ですが、大学には入学定員と収容定員が一般的であろうと思います。 ○入学定員⇒入学することができる人数 …

電子書籍を使用してみて感じた5点

私はどちらかといえばガジェット好きで、鞄の中にはタブレットはありますし、自宅にも自宅用のタブレットがあります。メールのチェックやネットを見るのはスマホでも充分ですが、送られてきたパワーポイントのスライドを見たり、PDFや電子書籍を読む際はタブ…

大学職員が使用するIR分析ソフトとは

ここ2~3年、様々なソリューションについて「IRに活用できます!」といった売り込みがダイレクトメール含め増えている気がします。(IR室は別にあるのですが、何故かIR担当者様のDMが私に来ることが多いのです…) さて以前、IR担当者に関していくつか書籍…

WEB化に伴う学生のIT機器所持

私が学生の頃、大学からのお知らせは掲示板(見ていない事によって不利益があっても、見ていない学生が悪いと教わった)、シラバスは分厚い冊子、履修登録は紙面で提出、休講情報だけはガラケーでかろうじて分かるというものでした。 今は大学からの休講等を…

IRを知らない大学関係者がIRの概観を掴むには何から読めばいいのか

別のSNSで、「IRの本で初心者向けお勧めは?」と聞かれ、そういえばIR担当者として読んでおきたい本という記事はありましたが、IRを聞いた事がない人が何を読めばいいかは紹介した事がありませんでしたので、私の経験が基ですが少しまとめました。(今回の記…

SD(スタッフディベロップメント)は自己啓発なのか

大学職員のSDと自己啓発について、思うところを整理。

大学職員と大学院~SD・SD・PD~

9月6日(日)に関西大学で開催された大学行政管理学会(以下、「学会」)の第19回定期総会・研究集会に参加してきました。(正しくは5日の夜には現地入りをして、色んな方と情報交換しておりました) <参考>大学行政管理学会 第19回定期総会・研究集会 htt…

大学職員に求められる文章作成とは何か

大学職員はどのような文書作成をしているのか、その一例

大学評価コンソーシアム 大学担当者集会2015 参加記録

神戸大学で8月27ー28日に開催された大学評価コンソーシアム担当者集会に参加してきました。(正確には、投稿時は参加中です)この担当者集会は今年で9回目の開催との事です。今年は1日目は全体会が行われ、2日目はワークショップが中心の分科会が開催される…

大学職員と休日出勤

お休みが多いと世間では言われている大学職員ですが、私が勤務している大学は休みは(就業規則では)日曜のみであり、土曜日は規則に則った休日数を取得可能です(可能であって、休みを取ることは義務ではない) 他大学の職員に話を聞くと、週休2日制だが、…

AIR(Association for Institutional Research)入会とメリットについて

IRについては、ブログで様々な観点から記事にしました。また個人の仕事や様々な諸事情からIRに関する文献を読む事が非常に多いです。 日本でIRに関する個人で入っているものは、大学評価コンソーシアムがありますが、諸事情によりアメリカのIRの団体…

大学職員と社会人大学院生~学修以外の視点から~

社会人向けの大学院というと、MBAをはじめ色々あり、通学生から通信制、通信制でもオンラインなど様々です。 私自身も大学業界に身をおきつつ、某大学院に通っています。そこで大学職員と大学院生として思った事をつらつらと書いてみました。 ①圧倒的に時…

数字に基づく募集戦略の事始め~地域別の(大学等への)進学率算出の事例~

近年、進学格差の是正の為、給付型奨学金について話題になり、こんなまとめも作られています。 返済不要!利用しなければ損!給付奨学金まとめ - NAVER まとめmatome.naver.jp 進学する上で、経済的援助をどうすべきか、また給付型奨学金を創設する際に、で…

平成27年度COC+の申請状況~設置申請及び地域別に見てみる~

本日、平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」申請状況が発表されました。 平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の申請状況について:文部科学省 そこで申請状況について気になった事を簡単にメモしま…

【参加録】第16回manabaセミナー②パネルディスカッション〜選ばれる大学、選ばれない大学

第16回manabaセミナーのパネルディスカッションの参加録です。ディスカッション内容については、私個人が気になった箇所を中心にまとめました。 パネルディスカッションのテーマは、「選ばれる大学、選ばれない大学ー改革と経営の間で生き残る大学の姿を追い…

【参加録】第16回manabaセミナー①基調講演

7月3日に開催された株式会社朝日ネットが主催するmanabaセミナーに参加してきました。株式会社朝日ネットは、ポートフォリオやラーニングマネジメントシステムなどのソリューションを持っており、個人的には非常に作り込まれたシステムであると感じています…

履修モデルと履修体系(系統)図とは何か~2つの違いについて~

私が学生の頃は、自分が所属する○○学科のカリキュラム表を見ながら、履修登録をして卒業単位の条件を満たすまで、この分野であと●●単位と計算をして履修をしていた記憶があります。当時は今でいう履修モデルなんてものはなく、シラバスも非常にシンプルであ…

教育の改革・質保証へ大学職員の関わりとできる事

私が学校法人に入職した頃は教職協同が言われてはいたものの具体的には何が教職協同なのか、また職員は事務作業に従事し教育に少しでも関わろうと思うものなら「これは教育だから、職員が口を挟むな」などと言われた事もありました。 しかし近年大学は、社会…

大学の新学部等設置 月別届出数の傾向~PR活動と募集の観点から~

昨日、大学の学部設置に関するニュースが出されました。 毎日新聞 ホームページより 「文科省:新学科設置など大学・短大49校の届け出受理」 http://mainichi.jp/select/news/20150624k0000m040030000c.html なお、ソースとなる文部科学省の該当発表資料は…

認証評価 第三期の基本方針から思う、これから考えなければいけない事(大学基準協会を中心に)

大学は、7年に一度文部科学大臣の認証を受けた評価機関(認証評価機関)による評価(認証評価)を受ける必要があります。大学関係者は、それこそ○○大学は今年(認証評価を)受けていると聞くと「大変だね」と思うものです。 評価といっても、大学を貶めたい…

大学職員として考えるファシリティマネジメント

学部等の設置やカリキュラム再編などで、よく聞くのは教務課から「教室が足りない」と言った言葉です。しかし実際に時間割や施設の管理システム等から教室の使用率を調べてみると全体では使用率は50%前後の事がありました。正確には「教室が足りない」ので…

補助金獲得における職員の役割~補助金のマネジメントは何をすればいいかの一例~

COCや私立大学等改革総合支援事業の申請をする上での大学職員の役割の一例

セミナーや勉強会参加における吸収力・咀嚼力・構築力の必要性

大学関連の勉強会で出会う人からは、「大学行政管理学会に入っていますか?」と聞かれることがあります。しかし、縁がなかったのか(周りに学会員がいなかった事もあり)未だに入会はしていません。(9月の定期総会には参加することもあります) この学会を…

IR室の業務や役割・ミッションとは何だろう~大学内部外部から求められているもの一例~

中規模小規模の私立大学は、私立大学等改革総合支援事業を皮切りに、IR室を設置した大学は少なくないのではないでしょうか。私自身が勤める大学も同様の状況ですが、IR室のヴィジョンをどうするかは暗中模索の段階です。 さて、それでもどうにかしないといけ…

大学職員と大学設置基準②~学部を作るのは楽ではない~

だいぶ前ですがこんな記事を書いた事がありました。 大学職員と大学設置基準~教員数の計算について~ - 大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログas-daigaku23.hateblo.jp 教員数の計算は分かりにくいようですが、公式やどこを見ればいいかさえ分…

多面的・総合的に評価する入学者選抜の妥当性の検証について考える~IRと連携の必要性~

昨日、出勤したら机の上にBetween6-7月月号 2015 No.262が置いてあり、特集が「動き出す入試改革~”多面的評価”の第一歩でした。 内容については、WEBにも直にアップされるので紹介はしませんが大枠をつかみ、追手門学院をはじめとした事例も紹介されていま…

備忘録 大学訪問に思う最低限のマナーについて②~海外編~

このブログを始めた頃、こんな記事を書いた事がありました。 大学訪問に思う最低限のマナーについて - 大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログas-daigaku23.hateblo.jp 本学も訪問を受けることがありますが、受ける側は資料を用意した、学内側で…

平成27年度私立大学等改革総合支援事業 タイプ1(教育の質的転換)のH26からの変更点

私立大学補助金担当者は、内容が気になっていた私立大学等改革総合支援事業ですが、今年度は昨年度と比較して若干変更点が見られました。 そこで変更点全てではありませんが、個人的に気になる点をいくつかピックアップしてみました。 ①IRの定義等の一部変更…

私立大学は補助金は申請する必要があるのか~私立大学等改革総合支援事業から考える~

教育改革や教育改善を進めていく上で、学内で改革を取組んでもらうよう「補助金を獲るためです!」と言う大学関係者は少なくはないと思います。 申請をする為の条件や採点項目として、今まで答申などで記載されている事項が求められていることは以前にも本ブ…

大学職員という競争優位ではない閉鎖的な村社会

(はじめに、今回は私が経験した狭い世界をもとにした話ですので、大学によっては様々な事情・状況があることはご承知下さい。) 大学職員のスタッフディベロップメント(Staff Development)、いわゆる研修の必要性については、もう何年も言われている事です…