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大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

高等教育関連の話題が中心。最近は補助金やIR、SDの話題が中心です

第20回大学教育研究フォーラム 2日目

第20回大学教育研究フォーラム 2日目に参加しました。

(ただし所用の為、午前中の発表のみ)

 個人のメモですので、一部間違い等があるかもしれませんが参考までにご覧下さい。

なお、個人発表の詳細は、当日配布資料の発表論文集をご参考下さい。
タブレットでのブログ更新の為、構成等読みにくい所はご容赦下さい)

 

1・個人研究発表

大学生・大学生活研究部会

 同志社大学 鈴木先生

同志社ラーニング・コモンズ内の統計から見た学習支援の内容と傾向」

2013年にラーニングコモンズを設置。(コンセプトは知的欲望開発空間)

カフェイベントや留学生と話せる空間、ファミレスのような空間を設置。

簡易スタジオや、プリントステーション(製本やポスター等制作)、映像演習等可能な設備を設置。

本コモンズは、アクティブラーニング、授業時間外学習における主体的な学びを目的とする。

そのために、様々な人的資源を配置(アカデミックインストラクターやアシスタントなど)

コモンズは試験期間前に入室者が増える。いずれの学部も1年次生の利用が最も多く、次いで3年次生が多い。

春秋は1年次生が多く、夏期休暇は3年次生が多い。3年次生は、ゼミ開始時期や就職活動と関係しているのではないかと考えられる。

利用時間の中央値は約1時間となっている。(講義の空き時間に滞在するケースが多い)

学習相談はアカデミックインストラクターやアシスタントで行っている(インストラクターは教員)

相談記録から、1年次生が多く、次いで3年次生が多い。

相談内容はレポートの書き方。他にはゼミの選び方など。

アンケート結果から、ラーニングコモンズの利用と主体的な学びは変化している。

今後は、正課とコモンズの連携が検討。量的調査の拡大等を行っていく予定。

  

兵庫教育大学 野中先生

「ラーニングコモンズにおける学生の空間利用状況とその可能性」

ラーニングコモンズを平成24年10月に設置。

ピアラーニング、アクティブラーニング、オープンラーニングの頭文字で「PAO」と命名。

コモンズ内はエリアごとに様々な機能を有している。

定点観測により、利用者数を調査したところ、エリアによって、利用者人数が異なる。

(少ないエリアを学生が使えるように、イベント等を推進)

ワールドカフェやブックカフェを開催。

 

愛媛大学 黒田先生

「学生サポーター養成に関する一考察」

TA・SAの能力開発の重要性と、正課と正課外を踏まえた学習デザイン

新入生セミナーのプログラム。運営は、教員や学生が関わる。

(学生がコミットしている割合は非常に大きい事例)

学生は、新入生に対する生活面でのサポート、授業でのサポートや担当企画の運営、プログラム全体の運営に対するサポート

 →学生は企画全体への関与度、教職員とのチームワーク、参加学生へのリーダーシップが求められる。

リーダーシップ社会変革モデルを基に分析を行った。

学生サポーターの複数回さんかによる効果の可能性、学年要因によって検討する必要性等があげられる。

 

 立命館大学 福田先生

「ピア・サポーターの育成、マネジメント」

ピアサポート組織の課題 活動と継続性、教職員の属人性、教職員による教育・指導の必要性

DーPLUSについての報告

前組織があったが、勤務態度等の各種の問題から解散し、新体制のDーPLUSを発足。

発足の課題として、組織の目的の共有がない、主体的に業務に取り組んでいない、組織として結束がない。

そのため、職員によるマネジメント。

 →各自の特性や関心に基づいてチーム分けを行い、役割や目的を明確化した。

 →ピアサポーターのロールモデルの設定

 →モチベーション喚起の仕組み

ピアサポーターの創成期は、職員が組織の方針や体制、業務の枠組みを示す必要性がある。

具体的なプロジェクトは、学生の問題いしきから立案・実施が必要→主体的なピアサポーターへ

 

本フォーラムには、初めて参加しましたが、アカデミックな議論が交わされており、事例だけではなく知見が広がりました。しかし今月最初に行われた大学教育改革フォーラムとは異なり、職員が参加するにはある程度の知識や経験が必要であると思います。

 

 

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