大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

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大学教育再生加速プログラム公募要領から職員を考える

先日、文部科学省のHPに、「大学教育再生加速プログラム」の公募要領が

掲載されました。

大学教育再生加速プログラム:文部科学省

 

そもそも「大学教育再生加速プログラム」は、文科省のHPによると「平成26年度から、国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取組を実施する大学を支援することを目的」とするとされています。

平成26年度「大学教育再生加速プログラム」の公募について:文部科学省

 

また説明会が4月24日(木)に開催されるとの事です。

さて公募要領をみて、気になった所だけ下記にメモしてみます。

 

○申請要件

さて公募要領をざっと、目を通してみると、申請要件等細かく記載されています。

申請要件は、申請時において達成しているか平成29年3月までに達成していることとなっておりますので、印象としては最初の本プログラムのポンチ絵よりかは基準が緩くなったかなと思います。

要件として簡潔にまとめてみると、全学的なポリシーの策定と公表、シラバスの厳格化、単位の実質化、FDの推進、GPAの利用、入試となっています。要件の内容は今までに答申で書かれている事ですね。

 

○申請

テーマごとに細かく具体的な達成目標と事業内容を書く必要があります。

例えばテーマⅠのアクティブラーニング(以下、AL)では、定義、AL科目の内必修科目数の割合、ALを受講する学生の割合、学生1人あたりのAL科目受講数

テーマⅡは、退学率、学修行動調査の実施率、学生の授業外学習時間数等

テーマⅢ(入試改革)は、入試選抜に従事する役割分担別教職員の割合、多様な評価尺度による入学者選抜を経た募集人員の割合。テーマⅢ(高大接続)は、高校関係者との意見交換の実施数等。

 

その他、評価項目など細かい所はたくさんあります。

 

さて、この公募要領を見る中で思うのは、教員と職員が協同しないと申請書作成は難しいだろうなと思います。特に今回は現状の数値を細かく記載する必要があります。このような数値は職員であれば数値を出すことは容易(?)かと思います。ただその為には、高等教育政策や補助金、教育手法等の理解などを職員が理解し、さらに申請書の中で情報を調べるだけではなく、プラスαをつけられるようになることが必要です。

数値を出す(事務処理をやる)だけではなく、味付けもできることがこれからの大学職員に求められる事ではないでしょうか。