8月27日から29日に高知大学で開催されたSPODフォーラムに参加しています。
SPODフォーラムは、「大学等の教職員が自らの能力開発のために役立つ、多種多様で質の高いFD/SDプログラムならびに組織を超えた持続的な相互交流・関係づくりの場を提供」するものです。
特徴として、講師陣の多彩さや知識伝達だけではない実践で使えるプログラムを提供しているところだと思います。
特にSDプログラムをいくつも開講しているフォーラムやセミナーはあまりないかと思います。
参加者は約400名ほど、名簿を見ると四国の大学はいうまでもなく関西圏からの参加者も少なくない印象です。(関東以北は、ごく数えるほどしかいませんでしたが)
このSPODフォーラムは、様々な職員の方とネットワークが構築できますし、他大学の教員とワークを行うということは非常に興味深く、新鮮です。(自大学の教員とワークはどうしても遠慮してしまう部分がありますが、そういう気遣いをさせないプログラム運営も非常に見習うべき所です)
さてセミナーやフォーラムに参加した際は、まとめ等を書こうと思うのですが、今回はグループワーク等を通じた学びが多かったですので、プログラムの中で気づいた・再認識した事について、まとめてみます。
⚪︎クリティカルフレンドの重要性
批判やダメ出しだけではなく、批評し合える仲間がいるでしょうか?これは学生同士の話だけではなく、教職員間・職員間でも同じ事が言えます。
組織の成長には、個々の成長も不可欠ですし、そのために互いの成長の為に批評し合える仲間が必要です。
⚪︎相手との対話による行動を変えるための気づき
ジョハリの窓についてご存知の方も多いと思いますが、自分が気づいていない部分に気づくには相手との対話も重要です。
例えば、私がこのブログを書いているのは何故かと問われれば、理由は即答できますが、それは自分が知っていることです。何故かを繰り返され考えることで、例えば実は自分はこういう理由でブログをやっているのだ、そのためにこういう行動をこれからしようということ行動を変えるための気づきが生まれます。
自問自答で考え込むことも必要かと思いますが、たまには他人を巻き込んで自分の行動を見直すことは重要であると再認識しました。
1日目は、移動に6時間以上かかったため、半日だけの参加でしたが、2日目・3日間はまだこれからです。
特に明日は東大の中原せんせいのシンポジウムですので、非常にワクワクしています