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大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

高等教育関連の話題が中心。最近は補助金やIR、SDの話題が中心です

大学職員の人材育成②(短期・中長期的な視点から)

SD

「あの若手職員(写真)は○○の研修に行ったのに、まったく使えない!」

これ、大学業界に関わらず耳にする言葉かもしれません。

 

そこで今回は外部の研修にスポットをあてて、SDをどのように考え(捉え)たらいいのかを考えてみたいと思います。

 

まず外部の研修といっても、大学関係やビジネス研修でも、様々な種類のものが開催されています。

(参考)

SDの外部リソース~セミナー等について)(今後更新予定) - 大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

例えば大学職員全般の基礎知識から問題解決を行うものから教務・広報・学生支援・総務など分野も行われているかと思います。 (例えば大学職業指導研究会)

 

さて、外部に職員を研修に行かせる目的として、例えば下記が考えられます。

①研修により、現場ですぐ身につけられる技能や知識を身につけて欲しい

②学外のネットワークの構築をしてほしい

③職員(または社会人)として必要な知識・能力等を身につけてほしい

④組織力を上げるための人材育成として

 

ただ一つ思うのは、大学としてSDに行かせる目的と、管理職のSDの期待度は必ずしも一致しているのかという事が挙げられます。

もしかしたら管理職は部下がSDに行くことでこのような事を期待しているかもしれません。

①学外のネットワークで、分からない事は聞けるようにしてほしい

②研修で学んだ事をすぐに業務に活かしてほしい

③そもそも管理職が使えると捉えるレベル(基準)は、非常にハードルが高い、もし くは管理職自身ができない事を求めている。

③はSDへの期待とはちょっと違いますが、人材育成という観点ではなく、現場で役に立つかどうかへの期待の割合が大きいのではないかと思っております。

 

まとめるとこんな感じになるでしょうか

○大学が職員へSDに行かせることの期待

現場での活用≦人材育成

○現場での職員にSDへ行かせることの期待

現場での活用≧人材育成

 

おそらく、このあたりの不一致が冒頭の言葉に関与するのではないかと考えます。

 

そもそもSDは、非常に幅広い言葉ですので、人材育成もあれば、現場ですぐ役立つスキル(例えばPCスキル)習得も含みます。私個人としては、SDに行ったから、職務や人材育成に役立つかといえばそうではないと思います。参加後にきちんと振り返りを行い、自分(大学)ならどうするかを噛み砕きつつ考えながら、実践する(もしくは実践できる場を与える)事が非常に重要ではないかと思います。

 

最後に、例えばAという仕事を、そのままAとして出力するのではなく、背景や問題点を踏まえながらA´にしていく事が専任職員の役割でもあると思います。(A⇒Aをやるのであれば、専任職員でなくともいいわけです。そしてこれができない職員は今後淘汰されていくのではとも考えております)