大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

高等教育関連の話題が中心。最近は補助金やIR、SDの話題が中心です

大学職員とワークライフ~子どもがいる視点から~

ネット上で話題になっていた、テレビでも一部を放映しているcybozuの「働くママたちに、よりそうことを。」ですが、第1弾・第2弾とそれぞれ評判が分かれているようですね。


働くママたちに、よりそうことを。|cybozu.com

 

自分は、これを見てジェンダー論や社会がどうとか言うつもりはないのですが、「子供を本当に愛せているのだろうか」という台詞には、自問自答を行い、ぐっときてしまいました。

 

本ブログではあまりプライベートなことは書いてこなかったのですが、本テーマを書くにあたり、少しプライベートな箇所も触れております。まず前提としてですが、私は結婚しており、妻は同じ教育業界で共働き、また幼児がおります。職場の距離もあり、平日の保育園等に関わる仕事は、妻がほとんどやっております。

 

さて、大学職員のイメージは、私の親からすると給料もそこそこもらえて、休みもたくさんあるから、子育てするには父親も協力できるだろうというイメージを持っております。世間のイメージも実は、あまり離れていないのではないでしょうか。でも実際はワークライフバランスという点からは、世間のイメージからすると、これはどうかなという点がいくつかあります。なお、下記については個人的経験からのコメントですので、大学によっては状況はまったく異なります。

①私立大学は土曜日出勤があることが多い。(本学は基本は土曜日出勤であり、定められた日数を休む事は可能です。また隔週出勤という大学もあったと思います)

→土曜は、保育園や自治体のイベントなどあります。また保育園も土曜は夜まで預かってもらえるわけではありません。平日は19時までOKでも、土曜は16~18時までという保育所も聞きます。幸いなことに、妻が土曜は休みなので、何とかなっていますが、二人とも土曜出勤があるとかなり大変です。

②実は日曜も出勤が多い。

→昔と違い、オープンキャンパスや入試の回数が増え、前期はオープンキャンパス、後期は入試等で日曜の出勤も実は多いです。本学は入試募集担当者は毎回、担当以外でも2回に1回ぐらいで出ています。

③授業期間中の祝日は、ほとんど出勤

→詳細には触れませんが、授業15回を確保の為、月曜の祝日を講義日にしている大学は少なくないです。そこで学務(教学)や、学務以外でも各部署に1名以上は席にいるようにしているため、出勤があります。 

 ②も③も、共働きで出勤が重なってしまうと、子供どうしようと頭を抱えてしまいます。保育園はやっていないので、ベビーシッターとか頼むとかも考えられます。我が家は幸い、妻の実家が車で30分ぐらいなので、頼ってしまうことが多いです。もちろん土日関係なく仕事がある職業もたくさんありますが、大学職員も同様に土日出勤もかなりありますので、大学職員になりたい!と思っても、子どもがいる方は考えるべき所です。

④平日の帰宅時間

こればっかりは、部署にもよるので、なんとも言えませんが、前職で企業で働いているときよりは、所用があれば帰りやすい雰囲気です。

⑤夏・冬休暇

土曜日が出勤の分、夏・冬ともそこそこ休みが取れる大学の話は聞きます。小学校に入ると、例えば奥さんが企業で働いていても、子供が夏休み・冬休みの際に休める日数が多いので、助かります。(以前、アパートに住んでいた時に、アパートの前に済んでいた大家さんが、私があまりに平日に家にいるのを心配になってか、仕事を辞めたのか?と聞かれたことがあります)

 ⑥転勤

1キャンパスの大学であれば、転勤はほとんどない為、住まいなどを職場近辺にすることができるのはいいですね。例えば同じ地域に複数キャンパスあるケースが多いので全国転勤があると考えるといいほうですね。(東海大学などは全国転勤がありそうです)

 

個人的には土日には、さらに研究会や勉強会が入ったりしますので、土日はいない事が多いです。平日も遠距離通勤であることから、夜19時に職場を出ても、帰宅するころは子供が寝る時間だったりします。

また上述のように夏と冬にある程度まとまった休みを取れるので、1週間というサイクルではなく、1年間のサイクルで仕事がある程度優先される期間と、生活や家庭が優先される期間がやってくるというサイクルです。大学職員だからといって、世間のイメージの土日休みで9~17時の勤務で18時には自宅でビールを飲んでいるという人は少数だと思います。

 

さらに休みが取れるからといって、がっつり長期に休んでいると、大学職員として自分の価値そのものを上げることはできません。ワークライフバランスを考えつつ、自分のキャリアも踏まえ、休みを活用して常に自己研鑽をしていくことが職員にも求められていると考えています。