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大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

高等教育関連の話題が中心。最近は補助金やIR、SDの話題が中心です

IRと大学職員③大学職員がIR担当になった際に読んで欲しい本

この1年で私立大学等改革総合支援事業等の補助金をとるために加点になったりと状況がだいぶ変わってきました。特に専任のIR担当の職員の方が増えてきているなと、勉強会等を通じて感じています。

 

さて、以前にIRに関する記事で、自分がIRに関するSDとしてやった事をまとめた事があります。

IRと大学職員~自らの経験とSDの観点から~ - 大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

その中に統計の基礎知識があり、自分自身は書籍等を通じて学んだ部分が多いです(特に大学時代は文系で統計学も学びもしませんでした)JMOOCの統計学の講座も受けてみたり、iTunes Uなどコースとして学べるものも試してみたことがあります。(JMOOCの統計学は、また5月に統計学Ⅰをやるみたいですね)


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職員がどこまで統計学を学ぶかは、人によってレベルが違うと思うのですが、自分はまずは基本統計量の整理と理解、そして算出方法までを学ぶべきと考えています。IRの研究文献を見ると、このような解析をできるようにならなければと思ってしまう事もありますが、多変量解析などは、学内に詳しい教員は少なからずいると思いますので、個人ではなくチームで行えば問題ないはずです(職員が教員になるわけでもありません)

 

さて、ようやく本題です。今回は統計学を学んでこなかった自分が何冊か読んでみて、いいなと思った本を紹介します。(私自身も統計学を全て分かっているわけではないので、おこがましい記事ではありますが)

 

 

 

 

 まず、表紙がライトノベル風なので、電車の中ではブックカバーをつけないと読みにくいのですが、物語で統計が学べるシリーズです。統計学を学んだ事がない人の最初の1冊としていいと思います。(電車で読む際は、ブックカバーを推奨します)

 

 

マンガでわかる統計学

マンガでわかる統計学

 

 マンガとはいっても、理論を丁寧に説明しています。これから読んでもお勧めですが、計算式も出てきてますので、数字アレルギーがある人は、前者から読んでこっちにしたほうがいいかもしれません。ただこれはきちんと数式の説明がありますので、必ず読んでおくべきだと思います。

 

社会調査の基礎 (放送大学教材)

社会調査の基礎 (放送大学教材)

 

放送大学の教材なのですが、社会調査の基本から統計まで丁寧に説明されています。(とは言っても、数字が苦手な自分は何回も読み返しました。)

この本は今でも手元に置いて、いつも参考にしています。 

 

 最後に、エクセルで学んだ事をどのように使うかの本です。まあビジネスと統計で検索すると色んな本がありますので、どれも分かりやすいですし、本を見なくても検索すればエクセルでの統計学を紹介しているサイトはたくさんあります。

 

いくつか書籍を紹介しましたが、国内外のIR担当者からお話を聞く機会があり、考える事は、職員としてIR担当者になり求められる事は、アカデミックな土台を持ちつつも、統計学を究めることではなく、データがどこにどのような形であるかを理解し、基本的な分析ができる事であり、その次のステップとしてアクセス等を使いこなし、またビジネスインテリジェンス(BI)ツールなども用いて多次元分析(そしてそのためのデータベース、キューブを構築する)という段階なのではと考えています。