大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

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IRと大学職員㉒マップを用いたデータの可視化一例~埼玉県にある大学(学部)の入学定員充足~

 すこし前の記事で、Excelを用いたデータを地図にしてみる機能を紹介しました。ただこれだけでは、企画書や提案書、プレゼンに使うのは不十分で、もう少し見え方を工夫したいなと思っています。(例えば、マップを使って、適切な位置にインフォグラフィックでデータの可視化を出来ないだろうかと考えています。)

as-daigaku23.hateblo.jp

 

 そこで、今回はExcelの3Dマップを用いて、地域ごとの入学定員に対して入学者がどれぐらいいるかといったデータをどのように見せられるかをやってみました。

まず使用したデータは、埼玉県にある大学の入学定員や入学者数、そして住所データです。(郵便番号では、うまくいきませんでしたので住所データを使用しました)

二部(夜間)は除く、複数キャンパスがある大学は埼玉県内にある大学のみを記載、入学者がいるキャンパスのデータを大学の情報公開をもとに抽出しました。ただし、未だにH29年度のデータを掲載していない大学が3大学程ありまして、そこはH28のデータをつかっています。

 まず、基データが下記です(大学名とかは削除しました)

住所 入学
定員
入学
者数
入学率
さいたま市桜区下大久保255 1535 1465 95%
越谷市三野宮820 395 415 105%
新座市中野1-9-6 970 1160 120%
さいたま市緑区大崎3551 170 129 76%
春日部市内牧4158 330 377 114%
入間郡毛呂山町毛呂本郷38 127 130 102%
入間郡毛呂山町川角981 240 246 103%
川口市木曽呂1510 420 285 68%
深谷市普済寺1690 500 543 109%
さいたま市見沼区深作307 1620 1823 113%
新座市菅沢2-1-28 970 817 84%
三芳町藤久保1150-1 300 350 117%
坂戸市けやき台1-1 1660 1799 108%
川越市豊田町1-1-1 660 635 96%
坂戸市千代田3-9-21 437 514 118%
飯能市阿須698 900 948 105%
上尾市戸崎1番1号 580 492 85%
狭山市柏原新田311-1 360 318 88%
東松山市岩殿560 2590 2729 105%
狭山市稲荷山2-15-1 200 199 100%
川越市的場北1-13-1 1605 1764 110%
比企郡鳩山町石坂 600 702 117%
深谷市上柴町西4-2-11 100 126 126%
川越市今泉84 100 52 52%
川越市鯨井2100 811 872 108%
朝霞市岡48-1 556 604 109%
草加市学園町1-1 1750 2410 138%
所沢市中富南4-21 866 963 111%
入間郡毛呂山町下川原1276 320 373 117%
南埼玉郡宮代町学園台4-1 1000 1063 106%
幸手市幸手1961-2 180 144 80%
北足立郡伊奈町小室10281 350 327 93%
さいたま市岩槻区馬込1288 810 531 66%
新座市北野1-2-26 1005 1137 113%
ふじみ野市亀久保1196 700 645 92%
加須市水深大立野2000 300 309 103%
入間市中神728 310 268 86%
狭山市広瀬台3-26-1 120 70 58%
坂戸市けやき台1番1号 120 120 100%
さいたま市岩槻区浮谷320 185 185 100%
和光市諏訪2-12 105 110 105%
行田市前谷333 300 298 99%
熊谷市万吉1700 530 551 104%
所沢市三ケ島2-579-15 560 583 104%
本庄市西富田1011 400 419 105%

これをもとにExcelの3Dマップにしていきます。(使い方は、上のリンクの記事や検索してみて下さい)

単純に入学者数や入学定員を地図に落とし込んだのが下記の図です。 

f:id:as-daigaku23:20171001110601j:plain

そして入学定員超過率をヒートマップにしたのが下記となります。(色が濃いほど、入学定員を超過している)

f:id:as-daigaku23:20171001110607j:plain

まあこれでも良いのですが、少し分かりにくいので、カスタムしてみましょう。

使うのは「新しいシーン」にある「新しいカスタム」の地図です。これは任意の地図画像データを使う事ができます。ただ注意点として、住所データを自分で合わせる必要があるので、少しだけ手間がかかります。(地理が分からない地域は猶更です)

f:id:as-daigaku23:20171001110803j:plain

このカスタムを用いて、入学定員超過率をヒートマップで出すとこんな図が出来上がります。(座標固定が少しずれているかもしれませんがご容赦下さい)

f:id:as-daigaku23:20171001110750j:plain

こっちのほうがずっと分かりやすくなりました。これ見ると、東武東上線沿いの大学は比較的学生が集まっているように感じます。

3Dマップには、「カスタム領域」といった機能もあるのですが、地図データ(国土地理院から入手可能)が必要であったりと、ちょっと勉強が必要そうですが、今日紹介したのは比較的簡単です。地図も画像ファイルであれば大丈夫ですので、路線が書いてあるデータでもいいかなと思います(今回は時間なくてやっていません)

まあ3Dマップ機能、使うには問題があって、PCのメモリーをくうので、プライベートの格安PCだと、何回もクラッシュしました…。あとは、任意の画像アイコンとかを使ってマップに落とし込める機能があると、インフォグラフィックとして面白いものが出来そうなんですが、別のツールも使いつつ、模索していきたいと思います。